こんにちは、リプリンです♪
梅雨が明けたと思うと、暑い毎日が続きますね。
皆さま、体調を壊されておりませんか?
今日は“お仕事と不妊治療の両立“についてのお話しをしたいと思います。
不妊治療と仕事の両立は難しい
不妊治療を受けられているご夫婦の中で、お仕事と不妊治療の両立の
難しさを痛感されている方も少なくないかと思います。
福岡市在住で化粧品メーカーに勤務のA子さん(42歳)のケースです。
A子さんは夫と結婚して5年、結婚と同時に不妊治療を始めました。
最初は排卵日に合わせての「タイミング法」に挑戦し、
排卵日近くの日程に通院も、卵子が育っておらず“2日後にまた来てください”
と言われ、通院の回数が増えていきました。
その後「タイミング法」から「人工授精」へ。
それぞれ2ターム繰り返し治療をしましたが、いい結果は出ず、
「体外受精」に切り替えました。
卵子が育ちにくい体質だった為、排卵誘発剤の注射を打つための通院も更に増えていきました。
有給などを使いながら不妊治療を続けていたA子さんでしたが、
月経周期が安定していなかった事もあり、スケジュールが読みにくく、
通院日数が重なっていく度に段々と会社を休みにくくなっていき、
ついには15年勤めていた会社を退職することとなってしまいました。
さらに、退職後は高額な不妊治療の医療費が重くのし掛かります。
“できる事なら仕事と不妊治療の両立を頑張りたかった“と、
A子さんは肩を落としました。
A子さんのように、仕事と不妊治療の両立ができずに離職を余儀なくされる方は多く、また、企業にとっても貴重な人材を失う事は大きな損害と言えます。
政府の対策はどのようになっているか
このような状況に対し、先日厚生労働省は仕事と不妊治療の支援するための企業向けマニュアル、
『仕事と不妊治療の両立支援のために〜働きながら不妊治療を受ける従業員へのご理解をお願いします〜』
を発行しました。
マニュアルはこちらから
このマニュアルは、各企業に不妊治療と仕事の両立支援制度を導入する為の手引きを想定しおり、
治療にあたっての具体的な悩みや実態を盛り込むことで不妊治療と仕事の両立の課題を知ってもらうという
狙いがあるようです。
また同省より『不妊治療連絡カード』も発行しており
不妊治療連絡カードはこちらから
不妊治療を受けている従業員等が、企業側に、不妊治療中である事を伝える際や、
企業独自の制度等を利用する際に使用する等、仕事と不妊治療の両立を行う従業員の方をつなぐツールとして利用するよう促しています。
日本社会において不妊治療に対する意識が少しずつ変わりつつあります。
1日も早く、働く女性が安心して不妊治療に取り組める、
充実した輝かしい社会になることをリプリンは願います。
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