不妊治療を考えているみなさん、もしくは現在も不妊治療中のみなさん、「卵子提供」という治療法についてご存知でしょうか?
卵子提供とは、第三者から卵子を提供してもらって妊娠、出産を試みるというもの。
成功率が75%と、他の不妊治療の方法に比べて高い成功率ではありますが、誰でも卵子提供を受けることができるというわけではありません、そこで今回は卵子提供が必要なのはどんな人なのかご説明いたします。
卵子が原因で妊娠ができない人

まず、日本生殖補助医療標準化機構によると、現在日本で卵子提供を受けることができるのは「卵子が原因で」妊娠ができない状況にある人だということです。
ですので、年齢などが原因で妊娠できないという理由だけではガイドラインに反するので治療を受けることができないのです。
またこのガイドラインというのは、JISART(日本生殖補助医療標準化機構)が作成したガイドラインで、これに適応しないと日本での卵子提供ができません。
日本は卵子提供に関する法律は整備されていないのですが、このガイドラインは厳密に定められています。
なので、このガイドラインに適応しないけれど卵子提供を受けたいという方は海外で卵子提供の治療を受けることになります。
卵子提供のドナーが見つからない人はどうすればいいの?

JISARTのガイドラインに適応するけれど、なかなか卵子提供の治療ができないという人がいるのも事実です。
それは卵子提供のドナーが見つからないこと。
JISARTによると、ドナーは匿名者に限るとされていますが、ドナーは治療を受ける人自身でドナーを探すこととなっています。
ですが、国内で実施された例ではドナーは血縁者もしくは知人がほぼ100%です。
自分自身でドナーをみつけるというのは事実上大変むずかしいのが現状です。
最近ではドナー登録をする人も増えてきたので以前よりは治療を受けやすくなったといえますが、それでも見つからないという場合は、探す範囲を海外に広げるという方法もあります。
気になる法律について

では最後にお伝えしたいのが、法整備についてです。残念ながら日本はまだ法整備がされていないのが現状です。
卵子提供の治療は法人営業でされています。
では海外ではどうなのでしょうか。
日本人の卵子提供の治療者に人気の国の台湾、タイでは実は法整備がされているのです。
また、台湾は治療も国が運営している施設なので安心して治療を受けることができますね。
ちなみにタイは私立運営がされています。
また、日本人に人気のアメリカでは法整備はされていません。
このような違いや現状を把握した上でどこの国で治療を受けるのか考えてみてもいいかもしれません。





