自然妊娠は厳しい。高齢で不妊の方が考えるべき治療と費用について

2018.08.30

子供が欲しい。高齢で結婚をされた方でも、そう思っている方は多いです。
ただ高齢になってしまうと、経済的な面ではなく、年齢的に妊娠がしにくくなってしまうもの。
晩婚化が進む現代では高齢者の不妊に悩まれている方はとても多いといわれています。
高齢出産の場合、治療の費用に関しても高額になる傾向が強いです。
今回は、高齢で妊活をされている方の不妊事情についてご紹介します。

高齢で妊娠できる確率はかなり低い

まずはじめに厳しいお話にはなりますが、35歳を越えた方の妊娠率はかなり低いです。
35歳未満の場合、排卵日を狙ってしっかりと性交渉をもてば、2年以内にほぼ100%の確率で妊娠・出産できます。
ただ、35歳をすぎると1つの卵子が受精卵となり赤ちゃんとして誕生する確率は35歳で9%、40歳の場合は5%といわれていて、年齢を重ねるにつれてどんどん下がってしまいます。
なぜ妊娠率が下がり、不妊に陥ってしまうのかというと、卵子の老化が一番の原因であるといわれています。
年齢が上がっていくにつれて、女性の体は妊娠率は低く、流産率は高くなり、出産に至る確率がどんどん低くなってしまうのです。

人工授精でも成功する確率はかなり低い

高齢になるにつれて、自然に妊娠するのは厳しいということがわかりました。
そうなった場合に、次に取り組まれるのは人工授精。ただ、人工授精に関しても厳しい現実があり、42歳で不妊治療を受けての出産率は1割を切っているといわれています。
「女性の出産のリミットは42歳」と叫ばれている現状があり、43歳で妊娠率は10%、44歳以上ではわずか約3%にまで下がるそう。
仮に、受精に成功したとしても、流産してしまう確率が上がっているので、出産できる可能性はさらに低いというのが現実です。

不妊治療は妻・夫ともに負担が大きい

不妊治療での妊娠確率がこれだけ低いにもかかわらず、夫婦共に負担は大きいといわれています。
不妊治療の第一段階ではタイミング法という、医師からの市道で妊娠確立の高い排卵日での性交を治療を受けるのですが、男性によってはこの指導される性交をプレッシャーに感じる方がいるそうです。
また、人工授精は体外受精や卵子提供を行うことになるので、女性側にとっても、病気を併発する恐れや流産となってしまうリスクも高まります。
高齢で出産を目指す場合は、このようなリスクともしっかりと向き合っていく必要があります。

知っておきたい不妊治療にかかる費用

もう一つ、必ず知っておくべきなのが不妊治療にかかる費用。
不妊治療にかかる費用はかなり高く、人工授精や体外受精などの不妊治療をした場合の平均費用は200万円に上るといわれています。
加えて、治療が長引けば長引くほど上乗せで費用がかかってしまう場合があります。
金銭的な負担はかなり大きなものになるので覚悟が必要です。
ただ、地域や自治体においても大きくことなりますが、独自の助成金制度を設けているところもあるので事前に自分の地域ではどのような制度を受けられるかを調べておくとよいでしょう。

卵子提供はさらに高額に

人工授精や体外受精などの方法を試しても良い結果が得られない場合、卵子提供という方法を利用することになります。
卵子提供はその名の通り、卵子を提供してもよいというドナーから卵子を譲り受け、その卵子と夫の精子を受精させ、自身の子宮に取り込み出産する方法のことです。
こちらは日本では法律が定まっておらず、国内で受けるのはとても難しいのが現状で海外で受ける場合がほとんどです。
ただ、海外で卵子提供を受けると費用がさらに高額になってしまいます。
特に卵子提供で一番信頼性の高いアメリカで治療を受ける場合、渡航費なども合わせて500万円以上かかってしまうことがほとんどです。
一方で最近では台湾やタイなど、東南アジアの国々で卵子提供を受けられるようになりました。
その場合は日本からも近いため渡航費も安く、費用は200万ほどで治療を受けられるため、最近では台湾で卵子提供を受ける方が増えています。

高齢での不妊治療は早めの決断と行動が必要

高齢になればなるほど妊娠・出産のできる確率は下がっていくため、不妊治療を受けようと考えた時には早めに行動することが重要となっています。
また、不妊治療は費用がとても高額になってしまうため、治療の段階で夫婦でトラブルになってしまうといったケースも多く、中には不妊治療中に離婚にいたってしまう夫婦もいるのだとか。
結果が出るという保証はなく、長丁場になることがほとんどなので、不妊治療に踏み出すには強い精神力と絆が必要です。
それだけの覚悟をもって夫婦で不妊治療に臨めるかどうか、もう一度しっかりと話し合った上で、病院を訪ねるようにしましょう。

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