卵子提供の値段ってどれくらい高い?国内、海外など状況別にご紹介

2018.04.26

長年取り組んできた不妊治療もなかなか成果が出なかった場合、次に考えるのは卵子提供。

ただ卵子提供となるとリスクもある上に高額な医療費を支払わないといけないイメージがありますよね。


実際に卵子提供はいくらくらいかかるのでしょうか?


卵子提供の費用は国内治療、海外治療によっても、海外の場合は卵子提供手術を受ける国によっても異なってきます。


今回は国内や海外などの状況別に卵子提供の値段をご紹介していきます。

卵子提供の方法。日本国内か海外かで状況が大きく変わる

卵子提供を受ける方法は大きく2つあります。

1つめは国内で受ける方法。もう1つは海外で受ける方法です。

さらに国内で受ける方法にはJISART(日本生殖補助医療標準化機関)と提携している医療機関で卵子提供を受けるか、OD-NET(卵子提供登録支援団体)に登録し卵子提供を受ける方法の2種類があります。

JISARTとOD-NETの違いは、卵子提供のドナーについての取り決めが異なります。OD-NETでは卵子提供を受けるためのレシピエント登録を行い、登録完了後にOD-NETが条件にあったドナーを探して提案する仕組みとなっています。

一方でJISARTは卵子提供を受けられるドナーを探してはくれません。ドナーに制限を設けていて、卵子提供を受ける人間が知人や親戚をあたって自分でドナーを見つけなければいけない仕組みとなっているのです。

さらに、現在OD-NETではドナーを探すためのレシピエント登録の受付を停止しているので国内で卵子提供を受ける方法はJISARTを介する方法のみとなっています。

そのため国内での卵子提供を受けるのはかなり難しいと言われていて、現在の日本では海外で卵子提供を受けるのが主流となっています。

海外で卵子提供を受ける場合はエージェントを通して、提携先の国に渡航し卵子提供手術を受ける形となります。

卵子提供を提供する国はアメリカが有名でしたが現在では台湾やタイ、マレーシアなど日本から近い国でも受けることができるようになりました。

このように大きく環境のことなる国内での卵子提供と海外での卵子提供。値段はどのようにかわってくるでしょうか。

卵子提供 値段

日本での卵子提供の費用。ドナーは自分で見つけることが課題となっている

まずは日本国内で卵子提供を受ける際の費用について解説していきます。まずはじめにお伝えをしますが、日本ではまだ卵子提供に関する取り決めや法律などが確立されていないため国内で卵子提供を受け付けている医療施設がとても少ないのが現状です。

前述しましたが、日本国内での卵子提供は親戚や知人の中から卵子提供に協力してくれる方を自分で見つけなければいけません。

卵子提供の話題を持ち出すのも簡単なことではないので国内で卵子提供を受けるのはかなり厳しいです。

ただ国内で卵子提供を受けることができれば、海外で卵子提供を受けるのに比べ費用を安くできます。

日本国内での卵子提供の費用は検査やカウンセリング、倫理委員会への支払いを含めると約90〜100万円ほどかかります。

こちらの金額は実際の治療前の金額となるので実際の治療を行う際には別途治療費がかかります。

治療費がだいたい40万円ほどになるので合計すると150万円ほどが相場となっています。

海外での卵子提供の費用。国や医療機関によっても異なる

国内での卵子提供の費用の相場は150万円ほどでした。国内でも想像以上に高いと感じた方も多いのではないでしょうか?

それでは、海外の場合はどうでしょうか。日本国内で卵子提供ができることは稀なので、こちらの値段を基準にお考えいただければと思います。

海外の卵子提供の費用は国によって大きく異なるのが特徴です。その国の通貨のレートによっても大きく異なってきます。

卵子提供のできる医療機関のある国は、大きくアメリカ圏とアジア圏にわけられます。

アメリカ圏ではハワイやロサンゼルスなどアメリカ国内の主要な地域で卵子提供を受けることができます。

アジア圏では現在卵子提供を受けられる国も増えていて、有名な国ではタイや台湾、マレーシアなどがあげられます。

アメリカ圏で卵子提供を受ける場合

ご想像ができるかと思いますがアメリカ圏で卵子提供を受ける場合はかなり高額な費用がかかります。

エージェントを介して渡航をするのですが、どのエージェントでも500万円以上はかかってしまいます。

渡航費用が含まれていないことも多いので夫婦で渡航する際は卵子提供の費用プラス渡航費用として考える必要があります。

ハワイであれば比較的安い金額で航空券が出回っていることもありますが、ロサンゼルスなどアメリカ本土の場合はだいたい往復で20万前後かかってしまいます。

治療の技術は望みがありますが渡航時のストレスや高額な費用を考えるとなかなか踏み切れない方も多いのではないでしょうか。

そんな方にはアジア圏で卵子提供を受けることを検討することをおすすめします。

アジア圏で卵子提供を受ける場合

アジア圏で卵子提供を受ける場合はアメリカ圏で受けるのに比べ費用を3分の1ほどに抑えることができます。

中でも台湾はかなり安く100万円〜200万円で卵子提供を受けることも可能です。

タイでも200〜300万円ほどで卵子提供を受けられるのでアメリカで卵子提供を受けるより費用をかなり抑えることができることがわかると思います。

台湾であれば日本から4時間ほどで行けるので渡航の際のストレスも少ないです。

また、台湾の卵子提供できる医療機関は国が運営しているので安全です。

対応先の医療機関の中には日本人看護師が常駐している病院もあれば、日本語の話せる看護師がいる病院もあるので言葉が通じないと言った不安もなく卵子提供を受けることができます。

簡単に決断できるものではないからこそ情報収集が大切

卵子提供は周りに経験者がいることも少ないこともあり、情報を得ることがとても困難です。

しかしどんな内容かわからない分不安で行動に移せない。そうならないためにも事前に情報収集することが大切です。

情報の集め方としてはインターネットでとことん調べることもできますし、卵子提供のエージェントをいくつか回って納得いくまで相談するのも手です。

また、おすすめなのが卵子提供を実際に受けている方のブログを見ることです。

実際に卵子提供手術を受けた方の中にはブログを更新している人もいて、その内容は実際に卵子提供を受けるまでの過程であったり卵子提供の値段についても詳しく記載している方もいます。

こちらの記事で卵子提供を経験されている方のブログをご紹介しています。

台湾での卵子提供について、値段も詳しく書かれている方のブログもご紹介しているので卵子提供についてリアルな声を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

卵子提供は国ごとの値段を調べた上でエージェントと相談していこう

卵子提供の値段に関しては日本と海外だけでも大きな違いがあり、海外に関しては国によってもさらに異なります。

予算にもよると思いますが一番大切なのは、無事に卵子提供手術を受けられ子供を授かれることができるか?ですよね。

卵子提供手術の成功にはいかにストレスを軽減して手術に望めるか、医者との相性や卵子提供を受ける国での数週間の生活に馴染めるかどうかも大切なポイントとなってきます。

その点をよく考えながら、エージェントと相談し夫婦で納得できる方法を探していきましょう。

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