不妊治療を始めたいけれど、未婚の場合はどうしたらいいのかとお悩みの方はいらっしゃりませんか?
結婚する予定だが、理由があって今は入籍していない。
けれど今後入籍する予定がある、という方もいれば、まだ入籍する予定はないけれど、将来結婚して子供を迎えたいと思った時のために準備しておきたいという方まで理由は様々だと思います。
そこで今回は、未婚であっても不妊治療を始めることはできるのかということについてお伝えいたします。
未婚での不妊治療の方法


まず、未婚での不妊治療の方法についてです。
基本的に女性の不妊治療は、未婚の場合も婚姻関係がある場合も変わらずに行うことになります。
未婚(入籍はしていない)が、パートナーは居るという方は婚姻関係がある女性と同じ検査、治療を行うことになります。
ですが、パートナーがいらっしゃらない場合だと、検査方法や治療方法は異なります。
例えば、性交後の検査や、男性側に不妊の原因があるのか調べる検査などは行うことができません。
また、大きな注意点としては、未婚の場合は男女ともに婚姻関係がないことを証明しないと治療できないという病院も多いので注意が必要です。
離婚が成立していない場合や他の人との婚姻関係がある場合は治療を断られる場合があるので、法的な証明書を準備する必要があります。
入籍前の不妊治療の方法・助成金


また、未婚の場合に助成金の対象になるのかということについてです。
高度不妊治療になると費用が高額になることから助成金の存在は不妊治療をする人の経済的な大きな支えとなっています。
この助成金は都道府県、自治体がそれぞれにルールを作っていることが多いのでお住いの自治体に確認する必要があります。
ですが、基本的に不妊治療の助成金は、法律上婚姻している夫婦にを対象に行われているところが多く、未婚の場合は対象外になることが多いようです。
入籍予定のない未婚の場合の不妊治療の方法(卵子凍結)


最後に、入籍予定のない未婚の方の場合の不妊治療の方法についてです。
こちらは多くは卵子凍結ということになるかと思います。
結婚、出産をする年齢が引き上がってきている中、将来子供を授かることに備えて、若い頃から対策をしておくという女性は増えています。
みなさま御存知の通り、卵子は若く健康的なものほど妊娠しやすくなるため、30代になる前に卵子凍結をしておいて、30代になってから20代の卵子を使うということも今は珍しくはありません。
入籍予定の無い方でも、将来子供を授かりたいと思っている方におすすめの方法なので検討して見るのもいいかもしれませんね。