不妊治療をお考えの皆様であれば、一度は耳にしたことがあるかもしれない「卵子バンク」。
みなさんは卵子バンクとはどういうものか知っていますか?
日本ではまだまだ知名度が低いものですが、アメリカでは多くの女性が自分たちのジェンダーについて考え、妊娠のことについても主体的に考えて取り組んでいるため卵子バンクも一般的に知られています。
そこで今回は「卵子バンク」は何なのかということについてご説明いたします。
卵子バンクって何?

最初に卵子バンクは何なのかということについてご説明いたします。
卵子バンクとは、病気や生まれつき排卵がない女性に対して卵子を提供することを目的として、卵子を提供する意思のある女性たちがドナー登録をしている機関のことです。
つまり、卵子を持っていない人が妊娠、出産のために卵子が欲しいと言うときに卵子を提供しても良いという意思のある女性がドナー登録をしている機関ということです。
アメリカでは20年以上前からこのようなサービスが行われており、その多くは有償のサービスとなっています。
一方日本では、2013年から親族や友人以外の第三者提供を支援するサービスがNPO法人のOD-NETにより始まりました。こちらは無償での支援となっていますが、医療費は卵子をもらう方側が負担するということになっています。
卵子凍結とは何が違うの?

卵子バンクでは、冷凍保存された卵子があるのではなく、卵子提供を受けたい人と提供する人のマッチングを終え、お互いの身体のコンディションを整えた後に卵子の採取をします。
卵子は精子よりも凍結保存することが難しいとされているためにこのような方法がとられています。
卵子の凍結保存は、若くて健康なうちにご自身の卵子を凍結保存しておいて、後に妊娠を試みるときに自分自身の若い卵子を使用するというもので、卵子バンクとは目的も全くことなるということになります。
自分たちの性について考える

日本ではまだまだ一般的ではないかもしれませんが、アメリカでは女性は自分たちのジェンダーについて考え、そして団結し、行動に移しています。
日本はまだまだ性について閉鎖的で、あまり自分自身のジェンダーについて考え、発言し、行動に移している人は少ないといえるでしょう。
ですがぜひとも一度自分自身の性について考えていただきたいのです。
それが卵子バンクへのドナー登録に結びつくかどうかは重要ではありません。
だけど、女性で生まれたからこそ妊娠することができる、その種である卵子を持っているということは心に止めておいて欲しいと思います。





