不妊治療をお考えの皆様、また卵子提供について検討している皆様。
卵子提供の治療が成功して妊娠できた後、その後の出産のことについても気になりますよね。
妊娠した喜びの後、無事に出産して子供を育てることができるよう、ぜひ出産の時のリスクや考えておくべきことについて知っていただきたいのです。
最初に不安なことについて考えることで、妊娠中の悩みを減らすことができるのでぜひ一度考えてみてください。
高齢出産や他人の遺伝子からくる不安

まずは身体的な不安についてお伝えいたします。卵子提供の不妊治療はJISART(日本生殖補助医療標準化機関)のガイドラインでは体外受精に6回以上失敗した人のみが行われるとなっています。
ですので、不妊治療に少し時間を使ってからの治療となるので、妊娠することに成功しても、出産のときには高齢出産となることが多く、妊娠高血圧症候群などは3,4倍の確率で起きやすくなったり、妊娠糖尿病も8倍の確率で起きやすくなったりと妊娠中の不安があります。
また、癒着胎盤など分娩時の不安があるのも事実です。
これらは卵子も精子も自分以外の遺伝子のものが体内に入っているので免疫不全などからの拒絶反応が原因として考えられる要因ではないかと言われています。
海外で治療を受ける不安

次に、海外で治療を受けたときの不安についてです。筆者も海外の病院で入院、治療をうけたことがあるのですが、やはり海外での治療というのは同じ治療であっても日本でするものとは比べ物にならない大きな不安感があります。
もちろん、意思疎通ができないことも大きいです。通訳さんがついているとはいっても、細かいニュアンスが伝わっているのか、お医者さんや看護師さん同士で何を話しているのか分からない不安、また簡単なことでも聞きにくく少しのもやもやした不安感があるというのもあります。
またそれ以外にも、海外で卵子提供の治療を受けた際には、多胎妊娠となる確率も高くなっているのが現状です。
子供が生まれた後の不安

最後にお伝えしたいのが、子供が無事に生まれてきた後のことです。
子供に自分の出生を聞かれたときにどう説明するのか。
また、聞かれる前に自分から伝えたほうがいいのか。いつ説明したらいいのか。子供の反応はどうなのか。受け入れてもらえるのか。
などたくさんの不安がありますよね。
妊娠中にこのようなことを考えていてはこころの健康に差し障りますので、ぜひ治療を受ける前にご夫婦でどのように説明するのか、子供をどのように育てていくのかについてお話をたくさんされて、お二人ともが納得の行く答えをみつけていただければと思います。





